プログラマーと言われるとピンと来る人は多いかもしれませんが、コーディングをする人を特にサイトのプログラマーをコーダーといいます。コーダーは、HTMLやCSSなどのウェブサイトに欠かせないプログラミングを担っている職種です。
そもそもプログラミングは、C言語やJavaといった一つの成果物としてのコードに留まることなく、ウェブサイトといった一見では普通の人にはプログラミングなのかわからないものもコーディングをすることで作成されています。
例えば、グーグル検索に使うグーグルのホームページも何かのプログラミングで作られており、検査エンジンも同様です。
機械や分析などのコーディングをするプログラマーとの違いは、利用者に分かりやすく見やすいサイトを作らなければならないという点でしょう。いわば、デザイナーに近いかもしれません。
通常のコーディングでは、せいぜい他のメンテナンスをするプログラマーにプログラミング内容が理解できるように記述すれば良いのですが、コーダーはサイト利用者が予備知識なしに戸惑いなく利用できるようにコーディングしなければなりません。
そのため、使う人の立場に立って設計していく必要があるのです。ここが、コーダーにとってある意味センスのいる難しいところでもあります。
しかし、コーダーはクライアントからも成果物を理解してもらいやすいため、仕事の評価は他のプログラマーよりも得られやすいといったメリットがあります。仕事の頑張りによっては、報酬アップや仕事の依頼をさらに望むことができ、独立したいのであればフリーランスのコーダーとして活躍する方法さえ押さえれば、高収入を狙うのも夢ではありません。